■ ID | 484 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | Development of landfill covers as reactive barrier |
■ 著者 | T. Naruoka
埼玉県環境科学国際センター Y. Ono 埼玉県環境科学国際センター T. Harigai 埼玉大学大学院 K. Endo (独)国立環境研究所 M. Yamada (独)国立環境研究所 Y. Inoue (独)国立環境研究所 Y. Ono 岡山大学大学院 |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2005 |
■ 誌名・巻・号・年 | Tenth International Waste Management and Landfill Symposium (Sardinia 2005), 4 October, 2005 |
■ 抄録・要旨 | 廃棄物最終処分場において、透水性を保ち、かつ、有害物質を捕捉する浸透性反応層(PRB)としての機能を持つ中間及び底部覆土の開発を試みた。対象試料は実処分場の覆土として用いられている土壌、硫化物イオンに対して高い捕捉能力を示す火山灰土壌及び鋳鉄産業から排出される鉄粉廃棄物とした。
それら試料について重金属類及びホウ素の捕捉特性を室内試験した結果、土壌単体では重金属類に対しては高い捕捉能力を示したが、ホウ素に対する捕捉能力は低かった。一方、土壌に鉄粉廃棄物を混合することにより、重金属類に加えて、ホウ素も効率的に捕捉できた。さらに、ゼオライト等の粒状の吸着資材を混合することにより、覆土資材の捕捉能力を維持しつつ、透水性を改善できたことから、土壌を母材とするPRB資材の基礎を構築することができた。 |
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